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新生児期(0~1ヶ月)の実際:母乳が出なくてつらかった1ヶ月

目次

出産後すぐは本当にいろいろつらくて苦しんだ。会陰部と腰の痛みは今までにない痛さだったし、母乳は出ないし。出産直後から生後1ヶ月までの闘いを時系列で記していく。

出産〜生後1週間(退院まで)

出産直後(生後0日目)

会陰部と腰の痛みがハンパじゃない

無痛分娩だったから陣痛や分娩の痛みはほとんどなかったのだが、麻酔が切れると会陰の痛みと腰痛が襲ってきた。排尿するように看護師に言われてトイレに行ったが、おしっこがしみるしみる。は〜こんなんじゃ排便なんてちょー痛くね?と酸化マグネシウム(便秘薬)をガバ飲みしておく。出産後の夜は初回授乳まで時間があったので一番長く眠れるチャンスなのだが痛すぎてほとんど眠れない。カロナール(鎮痛薬)はもちろん飲んだけれどこんなのほとんど効いてないんじゃないのってレベル。でも産後ハイなのか子供が生まれてきて嬉しすぎて次に会えるのが待ち遠しかった。

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生後1日目

初回授乳とは名ばかり

朝6時に初回授乳だった。授乳室で助産師から授乳の仕方を教わる。授乳クッションの上に横抱きして乳をくわえさせる。私の乳首は扁平乳頭なので母乳育児ができるのか不安があったが、助産師に「乳輪の部分が伸びやすいから大丈夫よ」と言われてかなり勇気づけられる。教えられた通りに乳輪部分からガバッとハンバーガーのように平らにして口の中に入れようとするがなかなか口を開けてくれない。というか眠っている。全然吸ってくれない。初回授乳とは名ばかりに終わってしまった。

母乳を全然飲んでくれない

その後3時間ごとに授乳しに行ったのだが、授乳時間に授乳室に足を踏み入れたときはに驚いた。おっぱい丸出しで授乳しているお母さんたちでひしめいていたからだ。どうもお産が重なったらしくて授乳室が混雑している。生後1日目だからしょうがないのだろうか、授乳してもいつも寝ていてほとんど吸い付いてくれない。母乳は透明な液がにじむ程度しか出ていない。

夜全然眠れない

昨晩よりは会陰や腰の痛みは良くなったのだが、まだかなり痛い。そしてそれよりつらかったのは同室の人の声がうるさくて眠れなかったことだ。出産後の会陰の痛みがつらいのか、ずっと「痛い、痛い」とつぶやいていて、とてもうるさくて眠れない。どうせ眠れないんだしと呼ばれてもいないのに夜間授乳に行く。ちなみに夜間授乳は希望制なのだがそんなに夜間授乳している人はいなかった。母乳を出すためには夜間授乳しないと私は張り切っていた。

生後2日目

寝ていて母乳を吸ってくれない

生後2日目も相変わらず寝ていて母乳を吸ってくれない。一瞬母乳を吸ってもすぐに寝る。助産師さんが足をつついてくれるがそれでも寝ている。やっと起きたと思って吸わせるとまた寝てしまう。そんなこんなで授乳時間は1時間ぐらいかかってしまうのだった。試しに母乳量を計ってみるとたったの2g。母乳を出そうと病院で勧められている母乳マッサージを必死に行うがやはり母乳はにじむ程度。そしてついに10mlミルクを足すように指示され、悲しい気持ちになってしまう。「赤ちゃんが低血糖に陥ったりしたら大変だ(妊娠糖尿病だからリスクがある)」、「今後仕事する予定だし混合栄養にしよう」と出産前までは思っていたはずなのに、ミルクを足してくださいというメッセージがまるで「おまえのおっぱいはダメなおっぱいだ」と烙印を押されたかのように感じてしまうのだった。授乳室の雰囲気もさらに「周りのお母さんたちはおっぱいあげられているのに私はあげられないんだ」と思わせるのだ。

血糖値のチェックはまだ必要なのかよ

私は妊娠糖尿病だったので妊娠中に診断されてから血糖値を自分でチェックするよう指導されていた。妊娠中は食前と食後2時間後のチェックで1日合計6回、分娩当日は3時間毎。出産したらすぐチェックは終わるかと思っていたら、食後2時間値の測定は続けて、120以下が2回出たら終了とのこと。生後2日目の血糖値は朝食後121、昼食後138、夕食後120と妊娠中よりはぐっと下がったが基準を満たさず。血糖チェックって地味に痛いしねんどくさいんだよ。

相変わらず夜全然眠れない

出産直後よりは会陰や腰の痛みは良くなったのだが、まだかなり痛い。とうとう便意があり、トイレに行くのだが、こわくてこわくてとにかくゆっくりと排便する。酸化マグネシウムを飲んでいたおかげで緩かったので意外と痛くなかった。そしてそれよりつらかったのは同室の人の声がうるさくて眠れなかったことだ。出産後の会陰の痛みがつらいのか、ずっと「痛い、痛い」とつぶやいていて、とてもうるさくて眠れない。どうせ眠れないんだしと呼ばれてもいないのに夜間授乳に行く。

生後3日目

扁平乳頭であることを恨む

扁平乳頭なのでハンバーガーのようにおっぱいを潰して口にくわえさせようと頑張っていたが、小さい口にはなかなか入らず奮闘していた。それを見た助産師にメデラのニップルシールド(乳頭保護器)Mサイズを勧められた。ニップルシールドをつけると赤ちゃんは少しおっぱいに吸い付くようになってきたが母乳量はまだ5g程度。哺乳瓶でミルクをあげるとゴクゴク飲む我が子を見ると、「このおっぱいは役立たずだな」と残念な気持ちになるのだった。隣のお母さんはすごくでかい乳首で赤ちゃんはニップルシールドなしでそのままゴクゴク飲んでいるのに。乳首ってあんな大きいものなんだ、親指ほどの太さだなあ、自分の乳首はまっ平らなのに。乳首が小さめで恥ずかしくなくてよかったと今まで思っていたけど、役に立たない乳首ほど要らないものはないよな。

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病院の指導がうざい

3時間毎に授乳だが、授乳時間が1時間かかるので、すぐに授乳の時間になってしまう。夜眠れなかったから昼間寝たいのに、授乳指導、調乳指導、沐浴指導、退院指導と病院の指導が立て続けに入って眠れない。一度は見ておいた方がいいとは思うのだが、説明はすごくゆっくりと丁寧なので40分くらいかかって眠くなる。YouTubeで沐浴の仕方で検索すればたくさん出てくるしこれ見る意味あんの?とか思ってしまった。でもそんなこと思っているのは私だけなのか、他のお母さんたちは一生懸命メモって質問している。えらいな〜みんなまじめだな〜。

胸が痛くて眠れない

腰や会陰の痛みはだいぶ落ち着いたが、今度は胸がパンパンに張って痛くて眠れない。カチカチのおっぱいは寝返りするとベッドに当たって痛いのだ。はち切れそうなおっぱい、どうなるんだこれは。相変わらず同室の人は「痛い、痛い」とうるさいし。昼は指導だの血糖チェックだので眠れないし夜も眠れないのか。さすがにつらくなってきた。

生後4日目

母乳量はバラつきがかなりある

赤ちゃんがやっと母乳を吸ってくれるようになり、母乳量は平均10gと増えてきた。すごくうれしい。ただバラつきがあるようだ。8時に母乳18g出て喜んでいた。そして11時の母乳はいつもより吸い付きがよくてしっかり飲んでいてうれしいなと思っていたら4gしか出てなくて、母乳が出ないから必死に飲もうとしているだけだったのだ。長く飲んでいる、しっかり吸い付いているときに、母乳が出ているからなんだと思ってしまいがちだが、逆に母乳が出ていないからなんだよな、計測って大事。ベビースケールレンタルしないと。

乳首が切れてとんでもなく痛い

でも左乳首が切れてしまって赤く血が滲んでいる。ニップルシールドがずれて浅飲みしてしまったのが原因のようだ。助産師がそれを見て「左は1日おやすみしてもいいですよ」と言ってくれるが、やっとおっぱいを吸ってくれるようになったしこれでおやすみしたら左のおっぱいの出が悪くなるかもしれないと考えてしまい、吸わせることにする。吸われるとかなり痛い。ヒリヒリとんでもなく痛いのだが、それでも我慢して吸わせようとするのは母性なのか。助産師がパンパンに張って痛い胸をマッサージしてくれ、少し張りが収まったように感じる。胸はパンパンに張って熱を持っている。助産師のアドバイスに従っておっぱい全体に濡らしたタオルを載せ、血豆ができた左乳首にはピュアレーンを塗った。持っているブラジャーが小さくて痛くてつけられないので通販で授乳ブラジャーを買う。

血糖値測定はそろそろ止めたい

予定では生後5日目で退院だから血糖が落ち着かなければ退院しても家で血糖チェックをしなければならなくなる。それは嫌だと思い、多すぎるご飯を少し残すことにした。授乳期はカロリーが必要なのは分かるがご飯の量がやけに多くて無理やり休みながら食べていて、血糖値がぎりぎり120台だったのだ。ご飯を残したらやっと朝食後85、昼食後117と120以下が2回連続で出て、やっと血糖チェックが中止になった。ああよかった、退院前に終わることができて。

まだ腰と会陰の痛みは続いている

4日分しか鎮痛剤(1回分カロナール200を3錠)が処方されていなかったので、鎮痛剤が切れた途端腰痛と会陰部の痛みが襲ってきた。胸の張りも痛い。カロナールと酸化マグネシウム(便秘薬)を追加で処方してもらう。痛み止めが効いていないんじゃないかと思っていたが効いていたんだな。まだかなり痛いし明日退院処方で1ヶ月分処方してもらおう。それと円座クッションは必要だ。通販じゃ間に合わないから夫に買ってきてもらわないと。西松屋の円座クッションを買ってきてもらおう。

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授乳の夢まで見る

3時間毎に授乳時間になったら自主的に授乳しに行くのだが、私は疲れすぎて寝てしまい看護師に起こされる始末だった。授乳している夢を見てハッと目覚めて授乳していたのは夢なのか現実なのかふと考えてしまった。きっと夢だろうなと授乳室に向かったところ、確かに授乳していなかった。夜間授乳を止めればよかったのだが、とにかく母乳を出すには夜間授乳をがんばらないと、なるべく母乳をあげないととこの頃は必死だったのだ。

生後5日目

身体がボロボロの中やっと退院

病院ではなんとか指導がしょっちゅう入り、3時間毎に授乳、食後2時間後の血糖チェックと忙しく、夜は色んなところが痛いし同室の人がうるさくて眠れないし、家に帰ってやっと休めるとうれしかった。実際夫に「身体のあちこちが痛いし睡眠不足で辛いから退院したら休ませてほしい。授乳以外のことはやってほしい。けっこう限界」とLINEを送っていた。やっと退院できると喜んで荷物をまとめ退院の準備をして授乳室に向かった。

新生児黄疸で赤ちゃんだけ入院継続になり涙

赤ちゃんは新生児黄疸のため光線療法が必要で退院が延期になったと言われる。ビリルビンの値は17.7で基準値である18(生後72時間以上での光線療法適応になる総ビリルビンT-Bilの値は18mg/dl)には達していないが前日が14で上がり方が急であり、光線療法を1方向で始めることになったのだ。新生児黄疸はよくあることと小児科医である私自身は分かっていたし、我が子の肌や目が黄色くて黄疸を気にして退院延期があるかもと頭の中で考えていたのだが、「退院は延期です」と言われた途端、なぜか涙が溢れ出てしまった。こんな弱々しくてかわいいこの子から離れないといけないの?と感情が吹き出した。これがホルモンの成せるわざなのか。このまま私自身も入院継続してなるべく母乳をあげたいし近くにいたいとまで思ってしまった。ちょっとそう思っただけで、入院費のことや身体を休めたいことなど現実的に考えて私自身は退院して赤ちゃんだけ入院継続がいいとすぐに思い直したけれど。ナースステーションの中で保育器に入れられ青い光に照らされている赤ちゃんを遠くから眺めながら病院を後にした。

授乳しに病院へ通う羽目に

我が子は新生児黄疸で光線療法のため入院継続となったため、退院した私は9時、12時、15時、18時の1日4回病院へ授乳しに通う羽目になった。授乳が約1時間かかるため、家に帰ってもまたすぐ授乳の時間になり病院に行くことになる。なのでだいたい病院の近くのカフェで時間を潰したりしていた。身体を休ませたいという願望は叶わなかったが、外出してカフェでまったりできたのは気が紛れてよかった。

光線療法2方向へ

午後の採血でビリルビンが18となり、光線療法は2方向に増えてしまった。退院はいつになるのだろうか。早ければ2日後に退院できるということだったがそれは難しいのだろうか。ミルクをたくさん足すので家で見ることはできないだろうか。一旦退院してから通うことはできないだろうか。小児科医としてはそんなことは許さないし無理だと分かっていても考えてしまう。退院はまだ先かとがっかりしながら帰途についた。

生後6日目

搾乳で寝られず

夜間は3時間おきに搾乳しなければならない。もちろん新生児がいれば授乳は2,3時間毎になるのだが、搾乳を3時間毎というのは直接吸ってもらえない虚しさと目覚ましで無理やり起きなければならない苦痛さで本当につらかった。寝ぼけ眼で必死に搾乳するが10-20gぐらいしか母乳は出なかった。

病院通いで足がパンパンに腫れる

光線療法は午前中に1方向に減り、午後に終了した。明日1日様子見てビリルビンがそんなに上がらなけれが退院できる。少し希望が持てたが、明日退院というつもりでいるともし退院できなかったときにすごく悲しくなるので、明日の退院は無理かもしれないという思っておく。授乳のため病院に通院していたら、足がパンパンに象の足みたいに腫れてしまった。歩きにくいし疲れてしまう。家では足を高くして寝るようにした。

生後7日目

やっと退院、しかしチャイルドシートの装着に戸惑う

恐る恐る病院に行くと退院できるということだった。やっと退院だ。チャイルドシートに乗せて家に帰ろうとするが、チャイルドシートの装着に戸惑う。説明書持ってくるなり読んでくるなりしておけばよかった。泣き叫ぶ赤ちゃんを前になんとかチャイルドシートを装着でき、ようやく家に帰ることができた。

生後2週目〜生後1ヶ月まで

生後2週目

寝ているか母乳をあげているかの生活

赤ちゃんはおっぱい飲んでねんねしての生活だが、なぜか私も母乳をあげているか寝ているかばかりだ。泣き声で起こされたら夕方になっていて食べ損ねた昼飯を食べたりと不規則な生活になっている。赤ちゃんは朝も夜もないから、夜何回も起こされて授乳なので、こっちまで朝も夜も無くなっている。疲れも溜まっていたせいか、食べたりトイレ行ったり以外はひたすら寝てしまう。母乳に40分くらいミルクに30分くらいと授乳するのに時間がかかるので、母乳やミルクをあげている最中も寝てしまいそうになる。

哺乳瓶とニップルシールドの消毒がめんどくさい

母乳後40mlミルクを足すということを1日6回ぐらい繰り返すので、哺乳瓶とニップルシールドを洗って電子レンジでチンするという消毒の手間がかかる。哺乳瓶は母乳実感1本と病院で退院直前に買った母乳相談室2本の合計3本を持っていて、電子レンジの消毒はコンビの除菌じょーずにした。電子レンジでチンするのは簡単でいいのだが、チンするのに5分かかるし電子レンジから出すときに熱くてなかなか取り出せないので、すぐにミルクを作るということができないのがもどかしい。

やっと会陰部と腰の痛みが良くなった

ずっと会陰部と腰が痛くて退院処方でもらったカロナール(鎮痛剤)を飲んでいたのだが、やっと2週間で痛みが引いてきた。でもまだこわいので円座クッションは使い続けている。腰はまだ鈍く痛いが、カロナールを飲んでも飲まなくてもあまり変わらない。腰痛に対しては骨盤体操をしたりトコちゃんベルトを締めたりしているのだが、これから良くなるのだろうか。

生後3週目

母乳がなかなか増えない

ベビースケールを生後2週目頃からレンタルした。1ヶ月2000円ぐらいなのでとりあえず1ヶ月間の契約でレンタルし、必要だったら延期することにした。母乳量を測ってみたら母乳の量は生後2週間目からずっと20-30gぐらいで全然増えていない。おっぱいより哺乳瓶の方が吸い付きがいいし。このままほぼミルクになってしまうのだろうか。出産した産婦人科ではニップルシールドを外すとかそういう話はなかったがいつか外せるようになるのだろうか。それともニップルシールドはずっと付けっぱなしなのだろうか。心配になって母乳外来を受診することにした。

母乳外来を受診

母乳外来を調べてみると、初回受診料は5000〜7000円とかなり高い。保険が効かないのだ。しかし背に腹は代えられないと近くの母乳外来を受診した。その母乳外来はマンションの一室にあり、ドアを開けて中に入ると、お母さんと赤ちゃんで混雑していた。問診票を書くように言われ、子の出生歴とか自分の既往歴などを書いてから隣の部屋に行くと、おっぱいをマッサージされているお母さんとその隣に寝ている赤ちゃんがいる。少し待ってから、ベッドの上に横になるように言われ、その隣に子どもを横にして、母乳マッサージが始まった。母乳がピューピュー飛び、搾乳のときはポタポタしか出なかったのに、さすがプロは違うなあと感心しきり。マッサージというと痛いイメージがあるが、全然痛くない。結局母乳は出ているから心配ないと言われた。授乳の体勢を教わり、ニップルシールドを外して直接母乳をあげる練習をして帰った。

ニップルシールドが外せない

ニップルシールドを外しての授乳を母乳外来で練習したので家でもやってみる。「『お口を大きくアーして』と言って親もアーして見せると赤ちゃんも真似するのよ」と母乳外来で言われたが、いくら私がアーしても我が子は口を大きく開けてくれない。無理やりおっぱいを平らにして口の中に突っ込もうとするが、嫌がってくわえようとしないし、顔をイヤイヤと横に振ってしまう。おっぱいをくわえさせるまでかなり格闘するが、泣き叫ぶ子を見ると、もういっかとニップルシールドを付けてしまう。特におなかが空いてギャン泣きのときは無理だった。機嫌が良さそうなときにくわえさせてみると成功することがあった。ニップルシールドなしで授乳ができるのは1日に1回ぐらいだった。

母乳を増やすために

母乳量が増えないことが気になり、母乳育児の本を大量に図書館で借りる。ちなみに桶谷式の母乳外来で言われたのは、和食中心の食事にしてください、麦茶じゃなく母乳を増やすような暖かいハーブティーを飲みましょうということだった。母乳外来で指導するのも母乳の本を書いているのもみな助産師である。ほとんどの産婦人科医や小児科医は母乳に関する知識はない。図書館の本もほとんど助産師が書いているので、和食が母乳に良いとか辛いものは母乳の味が悪くなって赤ちゃんが嫌がるとかそういったことばかり書いてあった。こういう本は論文などの引用がまるでないのでエビデンスは無さそうだが、私はすべての事柄を意味がないとは思っていない。エビデンスがなくても効能がある可能性はあると思っているので、簡単にできることはしようと思った。辛いものは好きでよくヤムウンセン(タイ風春雨)を食べたり冷麺を食べたりするので、それをやめようとは思わない。ただ麦茶じゃなくてラズベリーリーフティーを飲むということは簡単にできることなのでラズベリーリーフティーを買ってみた。それから母乳量を増やすにはとにかく回数を増やしたほうがいい、1日10回ぐらいあげた方がいいということなので、ミルクを足す回数を毎回ではなく2回に1回にし、夜はミルクを60ml足していたのを40mlにした。ミルクを足すのを2回に1回にしたら授乳は1時間毎となり、授乳にそもそも40分くらいかかるのですぐに次の授乳になってしまう。ひたすらおっぱいをあげて1日が過ぎた。

これが魔の3週目?

魔の3週目というが、3週を超えたあたりから寝ようとしても夜の2-3時頃に泣いてなかなか寝てくれない。抱っこしたりなんだりしてなだめているうちに次の授乳の時間になって、授乳するとやっと寝る。朝の5時にやっと寝るような生活になってしまった。朝も夜もないのは前からだが、夜中の2,3時に泣きわめいて抱っこしないといけないというのはつらい。

生後1ヶ月

母乳が急に増える

1ヶ月超えてから急に母乳量が増え、40-60g出るようになった。ラズベリーリーフティーのおかげなのか、ミルクをあげる回数を減らしたおかげなのか、赤ちゃんの吸う力が強くなったせいなのか。母乳栄養に少し希望がともる。午前中は特によく出るので午前中はミルクを足さずに昼以降のみ2回に1回ミルクを足すようにする。

ニップルシールドが急には外れた

生後3週目はニップルシールドと格闘していたがこっちも疲れてしまいニップルシールドを外すのをすっかり諦めていた。しかし生後1ヶ月超えてふとニップルシールドを外してみると直接飲んでくれるではないか。どうやら吸う力が強くなったようで、まだ口は小さいが、おっぱいを口に突っ込むとしっかり吸ってくれる。これはラクになった。メデラのニップルシールドは1つ買うと2つ入っているのだが、2つしかないとしょっちゅう消毒しなければならず大変だったのだ。もう1つ買おうかなと悩んでいたところなので本当にうれしかった。お腹が空いて泣き叫ぶ子を前に台所からニップルシールドを持ってくるのってめんどくさいんだよね。消毒し忘れてたら洗ってレンジでチンしてからじゃないと使えないから赤ちゃん泣き叫んでるのに最低5分間は待ってもらわないといけないし。